分散投資の肝
色、重さ、匂いなどが違う100種類の〈種〉がそれぞれ100粒ずつあるとする。この種一粒から何かの〈実〉が一つ収穫できて、いくらかで売れる。当たりはずれがあって、その価値は実一つあたり10円から1000円まで様々。ただし、種は全種類一律で一粒100円とする。現実ではありえない仮定ですが、どの種からいくらの実ができるかは事前にはわからないとします。
あなたの所持金は一万円で、趣味ではなく〈投資〉として種の買い付けをしようとしている。一万円は全部使いきることとする。(要するに種を計100粒買うということ)
わからないものには手を出さないで預金しておく、が一番の正解かもしれませんが、それは無しとすると考えられる方法は3つ。
①勘や占い、人の意見などで適当に決める。
②何とかして数種類の有望な種に絞り込む。最も極端なのは同じ種を100粒買う場合
③選別はほどほどに多種類の種を買う。最も極端なのは全種類を一粒ずつ買う場合
問題説明はここまで。
さて、どう考えどう行動するべきでしょうか?ちょっとした意地悪クイズかもしれませんが、ぜひ一度考えてみてください。
私なりの解答は後日に。