あるふぁの株式投資

グレアム流バリュー投資の実験記録。16.4.11にスタート。ギャンブルではなく、堅実な投資を目指す人向けのブログ。

五個の輪っかのアレ

一言でいうと嫌いなんですよね。テレビなんてほとんど見ないですが、たまにつけるとあれ一色で本当不愉快。選手は勝手に頑張ればいいと思いますが、興味のない人間にまでガンガン押し売りしてくるメディアがうざくてうざくて。

有名になりたいからということなら、選手も同罪なのでやっぱりそいつらも嫌いかも。大便物質?なるものさえ恐れないハングリー精神は確かに尊敬に値しますけど。

頑張っている人みるとなんちゃらとか、国の代表なんだからみんなで応援~とかよく聞きますけど、じゃあストレスで体壊すくらい大変な仕事している多くの一般人は頑張ってねーのかと。私が好きな囲碁だって世界大会あるけどなんで輪っかの100分の1も注目してやらねーんだと。

異常にごり押しの輪っかニュースとかやってても、それを見て感動しているらしい視聴者の不気味さと、世の中人気第一、不公平で当たり前というメッセージしか伝わってこないので何も楽しくないのですが。私がひねくれているだけなんでしょうか。

暴落中らしいので

私のPFは日経平均よりも下げが少なく暴落という実感はあまりないです。今回暴落したといってもこの一年で上がった分が戻っただけという人が多いでしょうが、最近買ったばかりの人はご愁傷様です。どの銘柄もかなり高い水準になっていたはずなので、そこで買うということのリスクを学べたのではないでしょうか。

「ある銘柄が」または「相場全体が」、上がる理由も下がる理由も無限に用意できるので、株価がどうなるかは誰にもわからない。だからこそ大幅下落時や割安水準と思える時にこそ買うべきである。というシンプルな理屈があまり理解されないのは不思議で仕方がありませんが、人生色々ですからね。

超低PBR銘柄は株価がそれほど動かないこともあって、絶賛大暴落中の銘柄群が気になってしかたがありません。といっても私の守備範囲外の高収益で比較的人気のある企業群なので(資産から見れば何倍もの値がついている)、割安かどうか判定できず手は出せないのですが。

先ほども書いた通り、上がった分が消えただけという側面もあるので無警戒に買うことはできないですが、価格が下がるというのは良いことです。まだ下がるようならお小遣い程度で買ってみるのもいいかも。

・・・こういう余計な事すると大概ろくなことにならないもんですけどね。

株式投資のコスト

リバるかと思ったらまた下がったりと忙しい相場ですが、私にはどうということもありません。正確にはもっと下がったら買い足し、もう少し上がったら2,3利確するつもりだったので、この中途半端が一番つまらないと言えるでしょうか。

相場の変動で落ち込んだり焦ったりする必要がないというのは、長期投資家の一番の強みだと思います。全く動じないというのは人間である以上無理ですが、少なくとも今回の動き程度なら何もないのと同じです。というか長期投資家はそうあるべきです。

株式投資には直接の損益以外に取引コストというものがあります。取引手数料、譲渡益税は全員に等しくかかるものですが、他にコストはないのでしょうか?

答えはNoで、投資のために費やした時間、労力、調査実費、人によっては何やらセミナー参加費や情報料など、これらも立派なコストです。

本題ですがこれに加えてさらに大きなコストがあると私は考えていて、それはストレスコストです。労力の一つと言ってもいいかもしれません。今回のような相場の急変(個別でも全体でも同じ)のたびに激しく動揺せざるを得ないような投資をしている人は、多大なストレスコストを払っています。

病気の原因であり、他の活動に悪影響があり、何よりしんどいはずです。これってタダなんでしょうか?これだけ苦労できるなら普通に働いて稼げばいいと思いますし、万一そのストレスが病気につながったとしたらいくら儲けても帳消しではないですか?

損したり破産したりするリスクをほぼゼロに、上記のようなコストもなるべく少なくしたいという考えのもと、今の投資を実践しています。代わりに大儲けは絶対にできないですが、事故や病気よりはましですから。

儲かるけどすごいしんどいとか他のリスクがある仕事ってあるじゃないですか。普通、多くの人はそういう仕事を避けます。でも株式投資となるとなぜかそういう普通の思考ができない人が大量発生するみたいですね(儲かる保証がない分さらにひどい)。欲に目がくらむのか、しんどいのが好きという人が株を好むのか、理由はわかりません。

私はなんであれ安全第一、健康第一だと思いますが。

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