株式投資をやめる時
資産から見て大幅安の株がなくなったら、つまり私と市場の認識が大筋で一致したらそこでゲームセットです。
今は市場全体が好調なので一時的に買えるものがないというだけですが、投資家の考え方が根本的に変わって資産から見て大幅安という状況を許さなくなった時という意味です。自然に投資家の認識が変わることはないと私は考えていますが、AIによって変えさせられるというシナリオを本気で恐れていたりします。
みんな大儲けしたいし、収益が地味だったり評判が悪いと見向きもしない。目標も評価も極端なのが人間というもの(と私には見えます)。おかげさまで極端に高いものが生まれると同時に極端に安いものが生まれ、私の商売が成り立っています。
しかしAI革命だけはどうしようもないので、その時が来たら素直に株から手をひくことになるでしょう。割安という強みもなく配当をもらうだけではとても割にあいません。個々の企業には破綻やその他のリスクが常にありますから。
AIについて前にも一度書いたような気がしますが、デイトレーダー的な方向だけでAIが進化してくれると私としては万々歳なのですがね。むやみに株価だけが変動して根本の認識が全く変わらなければ、今以上に儲けのチャンスが増えることになりますから。
AI以外には長期にわたる株式市場低迷が起きた場合、これは別に恐れることではありません。含み損のまま保有し続けて配当貰って満足します。いずれ戻りますから。そのいずれが寿命より後になるかもしれませんが。確かなのは超割安が続くなら配当金も稼いだお金もすべて株に投下し続けるということです。だって安いんだから。