あるふぁの株式投資

グレアム流バリュー投資の実験記録。16.4.11にスタート。ギャンブルではなく、堅実な投資を目指す人向けのブログ。

日本エスリード

日本エスリードは初めて買った15銘柄のうちのひとつです。まだ保有してから2週間ですが、売るべきかどうか悩み中。

買う前の調査で、概算の清算価値と株価の差がかなり大きかったこともあり、詳細を見ていませんでした。というより見てはいたのですが深く考えないまま購入まで行ってしまいました。

今日B/Sを改めて調べたら、流動資産の中の7割近くが販売用不動産、仕掛販売用不動産。その上負債の中に現金預金高以上の借入金があることが発覚。他の小売業などで在庫商品や仕掛品の割合が大きい場合、かなり間引いた評価をしてきました。販売用不動産はどう考えればいいのか。

額面どおりの評価でいいなら、とてつもない割安株。

多少の減額なら、普通の割安株。

かなりの減額なら、やや割高水準。

それとは別に借入金が多いので、財務健全性の点から手放すべきなのか。未来のことは無視した上で、今割安かどうかを考えるだけでも結局難しいと実感した例でした。

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