あるふぁの株式投資

グレアム流バリュー投資の実験記録。16.4.11にスタート。ギャンブルではなく、堅実な投資を目指す人向けのブログ。

株式投資のコスト

リバるかと思ったらまた下がったりと忙しい相場ですが、私にはどうということもありません。正確にはもっと下がったら買い足し、もう少し上がったら2,3利確するつもりだったので、この中途半端が一番つまらないと言えるでしょうか。

相場の変動で落ち込んだり焦ったりする必要がないというのは、長期投資家の一番の強みだと思います。全く動じないというのは人間である以上無理ですが、少なくとも今回の動き程度なら何もないのと同じです。というか長期投資家はそうあるべきです。

株式投資には直接の損益以外に取引コストというものがあります。取引手数料、譲渡益税は全員に等しくかかるものですが、他にコストはないのでしょうか?

答えはNoで、投資のために費やした時間、労力、調査実費、人によっては何やらセミナー参加費や情報料など、これらも立派なコストです。

本題ですがこれに加えてさらに大きなコストがあると私は考えていて、それはストレスコストです。労力の一つと言ってもいいかもしれません。今回のような相場の急変(個別でも全体でも同じ)のたびに激しく動揺せざるを得ないような投資をしている人は、多大なストレスコストを払っています。

病気の原因であり、他の活動に悪影響があり、何よりしんどいはずです。これってタダなんでしょうか?これだけ苦労できるなら普通に働いて稼げばいいと思いますし、万一そのストレスが病気につながったとしたらいくら儲けても帳消しではないですか?

損したり破産したりするリスクをほぼゼロに、上記のようなコストもなるべく少なくしたいという考えのもと、今の投資を実践しています。代わりに大儲けは絶対にできないですが、事故や病気よりはましですから。

儲かるけどすごいしんどいとか他のリスクがある仕事ってあるじゃないですか。普通、多くの人はそういう仕事を避けます。でも株式投資となるとなぜかそういう普通の思考ができない人が大量発生するみたいですね(儲かる保証がない分さらにひどい)。欲に目がくらむのか、しんどいのが好きという人が株を好むのか、理由はわかりません。

私はなんであれ安全第一、健康第一だと思いますが。

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