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あるふぁの株式投資

グレアム流バリュー投資の実験記録。16.4.11にスタート。ギャンブルではなく、堅実な投資を目指す人向けのブログ。

利益増加率の罠

投資の方針、アイデア

銀行株をそれなりの割合で保有している身としては、なんとなく落ち着かない連休になってしまいましたが気分転換に利益について少し書いてみようと思います。

多くの投資家がまず利益について調べ、それが過去数年でどれだけ増加したか、そして今後どれだけ増加するか?を考えます。その予想がとてつもなく難しいということさえ理解していれば、それ自体は大変自然なことです。私はやりませんが。

利益の分析、予測だけでも厄介な上に、一番重要な利益増加率には困った面があります。以下具体例を上げます。

会社Aは売上100、費用50、利益50。会社Bは売上100、費用80、利益20。とします。ある年、景気が良くなりA、Bともに売上が150に上昇しました。費用はというとAは80に、Bは110になりました。結果Aの利益は50から70へ40%の増加、Bは20から40へ100%の増加を記録します。

さてこれはどう解釈するべきなのでしょうか?同じ好景気の波に対してより高い成長率を示したBの方が優れているように見えませんか?

もちろんそんなことはありません。Bは明らかに高コスト体質で他の条件が同じなら、Aの方が優れており株価も高くなるべきです。高コスト体質にも色々あるのでしょうが(固定資産関連の費用、金利費用、人件費など)、普通は誰も望むことではありません。

しかし数字の上では、普段非効率な経営をしている方が簡単に利益を急成長させることができます。利益を評価の中心に据える場合、本当に多くの面から分析をする必要があります。しかも未来の予測という不確定な情報を基にしながら。

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