あるふぁの株式投資

グレアム流バリュー投資の実験記録。16.4.11にスタート。ギャンブルではなく、堅実な投資を目指す人向けのブログ。

相場はいつでも不透明

イギリスのEU離脱による大暴落の翌日だったと思いますが、テレビでアナリストらしき人がこんな事を言っていました。"イギリスの離脱は市場にとってサプライズだった。先行きへの不透明感があるうちはさえない相場が続くだろう。”

おバカなコメントをするだけの楽な仕事と、それを聞いているもっとバカな視聴者、って私もか、なんてことを思っていたわけです。そういえば最近EUについてあまり騒がなくなりましたが、何か明るい見通しが立つような新情報があったんでしょうか?離脱直後の心配をかき消してくれるような新展開とか?まあ単にみんな忘れただけなんでしょう。

そもそも不透明じゃない時なんてあるんでしょうか?みんなが楽観的で連日株価が上昇していたら、私には最も不透明で危険さをはらんでいるように思いますし、世界全体を見回してもこれといった大きな心配ごとがない時期が仮にあったとして(そんなものは一日としてなかったと思いますが)、大災害や未知の問題が発生する可能性は常にあるはずです。

 人間が予想する透明、不透明なんて何の意味もないんですよ。って当たり前のことをなんで多くの人が理解できないんでしょうか?安いと信じるに足る株価で買って、あとは値動きがどうなろうとホールドしておくのがわかりやすい戦略と思いますけどね。デイトレをするならまだしも、中長期での投資を前提にしているのに、一時的な下落や心配から損切りをするのは意味がわかりません。何でわざわざ高きを買い、安きを売るという最悪の行動をとるのか。ダイレクトにその企業に悪影響があるなら話は別でしょうが。

”50%の下落に耐えられないなら、そもそも買うべきではない”

すべてはこの一言に尽きるのでしょう。

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